前回に続きPort Rise Ver1.2の使い方を説明していきます。発注フォームにデータを入れていく前に、各フォームに共通のメニューを見ていきます。
目次
データを入れていくとできること
初めに発注データを入れていきます。
ここに入れていくデータが、最終的にどう使われていくのかですが、履歴の確認と集計に使います。好きなように集計できます。
例えばこのフォームでは、毎日の収支を3か月分見られるようになっています。ここではお金の動きが見れます。在庫資産は見られないので、これはあくまで現金の動きですが、このように一覧で見られると、やる気も出ますね。
そしてこのデータが決算書につながっていきます。なので、正確な決算書を作るには、正確にデータを入れていかなければなりませんね。間違えないことが大事です。そして間違ったときにちゃんと修正できるようになることが大切です。
まず、発注フォームの上の部分を見ていきます。
共通メニュー
下記の14個のボタンは、各フォーム共通のメニューになっています。どのフォームからボタンをクリックしても、同じ動きをします。製品版では、さらに充実したメニューがあり、分析がしやすくなっています。
発注ボタン
発注フォームを開きます。
入荷ボタン
入荷フォームを開きます。
出品ボタン
出品フォームを開きます。
受注ボタン
受注フォームを開きます。
出荷ボタン
出荷フォームを開きます。
発注履歴ボタン
発注履歴クエリを開きます。
入荷履歴ボタン
入荷履歴クエリを開きます。
出品履歴ボタン
出品履歴クエリを開きます。
受注履歴ボタン
受注履歴クエリを開きます。
出荷履歴ボタン
出荷履歴クエリを開きます。
出品履歴&受注数量ボタン
出品履歴に対していくつものが売れているかを確認するクエリを開きます。
ネット上の販売製品ボタン
出品した販売製品の在庫数を確認するフォームを開きます。ネット上の仮想在庫数です。
実際の仕入製品在庫数ボタン
仕入れた仕入製品の在庫数を確認するフォームを開きます。手元に実際にある在庫数です。
仕入以外の経費を確認ボタン
仕入れ以外で使った金を集計するクエリを開きます。
ボタンによってフォームが開くかクエリが開くか異なりますが、フォームの元はクエリなので、同じように考えてもらって大丈夫です。情報が多く表示する内容が多い時にはクエリで開くようにしています。ウインドウをポップアップして動かせるようにしたいときや、フォーム上にいろいろな機能をつけたいときはフォームで開くようにしています。
まとめ
各フォームには、共通のメニューボタンが設置してあります。いつどこから押しても、同じフォームやクエリが開きます。開いたクエリやフォームからフィルターをかけたり検索したりして、目的のデータをさがしていくようになります。
フォームから正しくデータを入れていけば、いつでも正確なデータが表示されています。
後から分類を変更したり、間違ったデータを消したりしたときに、データが一部おかしくなることがありますので、注意して変更します。データ同士のつながりをよく理解しておくことが大事になります。
これからそのリレーションを解説していきますので、勉強していきましょう。