Port Rise 015 出荷

当ブログでは、Microsoft Accessで作られた発注管理システムを使いながら、Accessの基本を学び、さらに事務処理の技術を学んでいきます。事務処理はお金を生まない仕事です。できるだけ簡単に時間をかけずにこなしていくことが大切です。そのためには正しい事務処理を学んでいく必要があります。

前回に引き続き、Port Riseの入荷フォームの使い方を説明していきたいと思います。
今回は、出品フォームから確認できることについて解説します。

発注管理システム Port Rise
発注管理システムPort Riseは、小規模事業を経営されている方向けの業務管理システムです。Microsoft Accessで作られています。基本機能を収めたサンプルバージョンがこちらからフリーダウンロードできます。さらに機能を拡張した製品版は、当サイトのショッピングカートか、オンラインショップPort Riseから購入できます。

出荷とは

出荷では、受注したものを出荷したらデータを入れていきます。これによって、未出荷品の一覧ができます。また、出荷時にかかった送料を入れることもできます。これで、正確な費用と利益を計算できます。
ここから出荷用ラベルも印刷します。

出荷を入れるとできること

出荷履歴をもとに決算をします。なぜかというと、送料は出荷時まで分からないからです。実際にかかった送料を入力することで、正確な支出が分かります。送料は、まとめて発送時は、明細で按分して入力します。
この情報をもとに、月ごとの利益を計算します。

出荷メインフォーム

出荷の基本情報を入れていきます。日にちと納品書番号です。
メインフォームは、出荷日ごと、お客様ごとに新しいレコードを作ります。

出荷明細

出荷明細では、受注明細IDをもとにデータを入れていきます。未出荷一覧ボタンをクリックすると、未出荷品の一覧が表示されるので、ここにある注文をどんどん出荷していきます。出荷したら記録を入れていきます。
また、出荷するときに箱に貼るラベルと、箱に入れていくものを確認するための出荷一覧表を印刷します。「送り先印刷」ボタンをクリックすると、印刷ができます。

出荷明細クエリ

これまでの出荷履歴を確認することができます。このデータをもとに様々な集計をしていくことになります。

まとめ

これから集計をしていくときに、必ずこの出荷履歴を使っていきます。また、出荷履歴は頻繁に確認することになります。同じ人から注文があったときなど、すぐに確認することができます。
出荷履歴から利益の計算が行われます。そのためには受注が正確に入っていないとできません。それには出品が入っていることが必要になります。
全てのデータがつながっているので、どのデータも正確に入れていくようにしましょう。